大学院人文社会科学研究部附属国際人文社会科学研究センターは「地域と世界に開かれ、共創を通じて社会に貢献する教育研究拠点大学」としての熊本大学において、世界的に高水準の研究と地域貢献を進めることを目的として設置されたプロジェクトベースの研究成果発信組織です。「新資料学・歴史理論領域」と「学際的研究資源アーカイブ領域」の2つの領域を有し、前者は「新資料分析による東アジア農耕・農耕史・農耕社会史の構築」を、後者は「＜水俣病＞事件アーカイブと他者の痛みに関する批判理論の構築」を、それぞれ目的としています。2020年4月の設置以来、質・量ともに充実した研究とその成果の国内外に向けた発信を積み重ねて参りましたが、今後も両領域のさらなる発展を図り、地域と世界に貢献できるようセンターの活動に取り組む所存です。