熊本大学大学院人文社会科学研究部

研究部概要

人文系、法学系、政策系の
研究資源を集約・融合

大学院の重点化の流れの中で、生命科学研究部及び先端科学研究部に続き、平成29年4月1日に文学部、法学部、大学院社会文化科学研究科、大学院法曹養成研究科が改組され、教員組織である「大学院人文社会科学研究部」が発足しました。

人文社会科学研究部が新たに設置されることで、生命科学系、自然科学系及び人文社会科学系分野を軸とした教員組織が整備され、若年人口の急激な減少や社会のグローバル化を見据え、また、大学教育の質の確保の観点から教育プログラムを機動的かつ柔軟に見直すことが可能となります。

人文社会科学研究部内においては、活力ある地域社会の発展に寄与するとともに、国際的な文化・学術の発進力を高める人文社会科学の研究拠点の創成を目指し、人文系、社会科学系及び法曹養成系教員の研究資源の連携を強化することで、国際レベルの研究を推進していきます。特に人文系における心理学、歴史学、社会学などの分野で、海外の大学との連携を強化することで文化の発信力を高め、従来の受容型から発信型へと文化研究を転換させていきます。

また、人文系、法学系、政策系の研究資源を集約・融合して紛争解決学の分野の充実を図り、地域社会との連携や海外の大学との連携を強化し、国際水準の研究の基盤を作るとともに、社会からの要請に応える応用的かつ実践的な研究の発展を目指しています。